ジム・ロジャーズ 日本への警告
以前から問題意識は持っていましたが、
この本を読んで、悪い成績の通知表を見たような
強い危機感を覚えました。
◆日本を蝕む根本原因
①少子高齢化、人口減少
ー出生率の低さ
ー移民の拒否
ー超高齢社会
②巨額な長期国債残高(国の借金)
ーGDP 530兆円 < 長期債務 950兆円
ー既得権益のために使われる税金(公共事業、破綻しそうな巨大企業の救済…)
ー長期的に日本経済を破壊するアベノミクス(無制限の紙幣発行、将来的な円の価値低下・物価上昇、ツケを全て将来の世代に…)
世界を知れば知るほど、日本を知れば知るほど
いかに日本が素晴らしい国か、日本人として生まれた誇りを感じずにはいません。
日本を憂い、家族揃って国外へ移住することもできますが
ご先祖様たちが代々守り、受け継いでくれたこの素晴らしい国の衰退を
人ごとにして、みすみす見逃すような選択肢は、
僕にはありません。
だとしたら、僕やうちの会社ができることは何か?
僕や会社の強みと情熱を活かせる領域は何か?
まず、僕自身の核となる信念・行動原子
「引き出す」をもとに、
日本/日本人の本来持っている能力や素晴らしさを引き出す
を新たな使命に据えること。
その上で、
「そもそも日本とはどんな国か?」
「日本人とはどんな国民性か?」
を、歴史や気候・風土などをもとに学び直すこと。
そして、それに基づき
「少子化」対策につながる商品・サービス、会社・組織の普及を
マーケティングや脳科学を通じて後押ししていくこと。
自分の人生と、会社経営の舵取りを
今日を機に変えていこうと思います。
忘備録:
①日本人の国民性
(主な参照:松下政経塾のレポート)
1. 衆知を集める
2. 和を貴ぶ
3. 主座を保つ
背景にある日本という国の特徴
・島国:自立と交流が可能な隣国との距離感 など
・四季、自然災害:自然の恵みへの感謝、畏敬 など
・稲作:食文化、風習、価値観、村社会 など
・仏教、神道:人は周り生かされている など
・武士道:人として美しく生きる姿勢 など
②少子化の原因
・不妊:ストレス、長時間労働、食、環境ホルモン、高齢出産 など
・未婚:女性の社会進出、結婚願望の低下、個人主義 など
・離婚:結婚観/離婚感の変化、価値観の多様化 など
・少子:核家族化、子宝観の変化、若者の貧困、共働き、保育所/シッターなどの社会的支援の不足 など
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